自分の好きなものはなかなか変わらない。
と先週、全てを自分だけで考えた企画を提案した時に思った。
通常業務とは違う、ビジネスピッチだった。
きっかけは友人の地元を訪れたこと。学生の頃から共に活動していた友人に、大きな環境の変化が起こったのは7月半ば、ちょうど引っ越しをしてすぐだった。職場を変えざるを得ないという状況。幸い優秀な人材なので、次の職場はすぐに見つかった。
けれど、働き方とこの若い時間の過ごし方についてとても考えさせられた。
大学を4年で卒業できなかった自分に手を差し伸べて、今の環境になるきっかけをくれたのは間違いなく彼だったので、どこかでぼくも恩返しをしたいと長らく思っていた。
そんな中、彼の地元を訪れ、散策し、人に会い、たくさん発見をした。夜中まで話し続けた。まるで学生時代に彼が手を差し伸べてくれた時のような時間を過ごした。研究室で喉がカラカラになるまで話したあの時のようだった。
そんな体験が引き金になったのか、ある朝起きたらアイデアがブワッと降ってきた。嘘みたいな話だが、あの時は頭の上に電球があったと思う。そしてピカッと光ったはず。ビジネスピッチエントリー締め切り当日の朝だった。3時間で企画をまとめてエントリーし、先週プレゼンを行った。
なんとなくいける気がしていたが、なんと10組に残った。これから3ヶ月は必死にやることをやる。やり続ける。もちろんその友人も一緒に。
やること自体は学生の頃、彼と一緒にやっていたこととなにも変わりはない。たくさん散策して、さまざまな人に会って、目一杯話して、発見する。自分の好きなことで、やっぱりなにも変わっていない。
やってきたこと、考えたこと、出会った人にはそれぞれ意味があって、全て財産なのだなと感じる経験なんて、人生でそうないと思う。
言ってて自分でも少し気持ち悪いけれど、こうなるともうそう思わざるを得ない。
というかそうだと思うことにした。だから、あの頃楽しいと感じたことを思い出しながら、自分の好きなことを、良いと思う方向へ進める。進められるチャンスがやっときた。
ぼくの変わらない好きなものを、
ぼくは楽しみます。
